(2010年3月12日時点)
これを何とかできないか?
ということで、今回は前編・後編の二回に分けて、10分を超える動画をFCP(Final Cut Pro)とQT(QuickTime)を使って効率良くアップロードする方法をご紹介します。
まず、先に断っておきますが、今回ご紹介する方法は尺(再生時間)が10分以上の動画をYouTubeにアップロードできる訳ではありません。
単純に長尺の動画をFinal Cuto Proによる編集で分割し、QuickTimeで効率良くアップロードする方法をご紹介させて頂きます。
1.Final Cut Proで動画を分割
今回使用する動画素材は、昔デンマークのコペンハーゲンにビデオ撮影の仕事に行った際に撮ったオフショットです。
素材の尺は40分22秒、フォーマットはDV形式のデータをFinal Cut Proで分割します。
ちなみにFinal Cut Proを使用する理由は、iMovieやQuickTimeでも分割はできるのですがフレームや秒単位の正確な分割が難しく、編集に時間がかかるので今回はFinal Cut Proを使用して説明します。
あと、普段仕事やプライベートでFinal Cut Proを使用している方は、前編でご紹介する内容は参考にならないと思うので、飛ばして後編をご覧ください。
まず、Final Cut Proを起動し素材をビンに登録します。
この素材を分割するのですが、今回は5分間隔で分割するので8個のムービーを作成します。
(最後のムービーのみ5分22秒とします)
YouTubeでは10分までの動画をアップロードすることが可能なので5分割にすることも可能ですが、10分近い動画の場合、ユーザー環境によっては読み込みに時間を要することと、1点あたりのファイル容量が大きくなりアップロードに時間がかかるので、私的には5分位の長さがベストだと思います。
ということで、今回は8分割するのであらかじめ8個のシーケンスを作成しておきます。
次に素材をダブルクリックしてビューワー表示し、動画の開始点にIN点を設定します。
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)
次にOUT点を設定するのですが、この際にキーボードのテンキーで「50000」と入力し「リターンキー」を押せば、開始点から正確に5分後の箇所に再生ヘッドが移動するので簡単にアウト点を設定することができます。
2.動画ファイルのバッチ書き出し
シーケンスに各動画が挿入できたら、次にバッチ書き出しで8点の動画データを書き出します。
バッチ書き出しを使用する際は全てのシーケンスを選択した状態でメニューから「ファイル」→「バッチ書き出し」を選択します。
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)
書き出しバッチリストが表示されたら、ウィンドウ下部の「設定」をクリックして設定ウィンドウを表示させます。
ここでは、「保存先を設定...」から書き出した動画ファイルの保存先を設定し、「名前のオプションを設定...」で書き出すファイルの拡張子を設定します。
それ以外はそのままの設定で結構です。
これで動画の分割作業は完了です。
ここまでの一連の作業で要した時間は書き出しを含めて約20分。
iMovieやQuickTimeで同じ作業をするとなると、恐らく倍以上の時間がかかると思います。
次はQuickTimeを使用してYouTubeに動画をアップロードするのですが、続きは後編でご紹介させて頂きます。